ボディマッピングの確認で新しい発見を
意外と知らない正しい関節の位置
皆さんは体の中の地図に詳しい方でしょうか?たとえば、心臓などの内臓の位置。どこまでが頭で、どこからが顔?首はどこからつながってるの?腰ってどこだ?股関節ってどこ?
挙げたらキリがないですが、自分の身体のことなのに目でみえない、さわれない。専門的な職業でもない限り、あまり詳しくは習わないし考えたこともない。それでも、骨や筋肉を使って運動できるので生活には困りません。
なので、意外と間違った認識のままで動いてしまっていて、効率が悪かったりすることも。正しい関節の位置を意識して使うだけで、動きがラクになったり可動域が広がる。新たな発見で姿勢が変わり、首がラクになり頭がふわっと軽くなる。痩せてみえるように感じる、などなど、本当におもしろいのです。
達人に共通するからだの使いかたを知りたい!
自分の中で作り上げてきた身体の使い方の概念を少し見直してみる。意識して感じてみるだけでもっと効率よく動けるようにしてくれる方法が色々とあることをご存知でしょうか。私も整体を習い始めるまでは全く知りませんでしたが、スポーツ選手や音楽家、歌手、役者など身体を使って表現するお仕事の人は、パフォーマンスを向上するために取り入れている方も多いそうです。
実は、今日も自分で新たな発見をしました。歩くときなどに使う、腸腰筋の使い方です。腸腰筋は、脚を持ち上げる時などに使う筋肉。お腹から股関節辺りにあるインナーマッスルです。先生が言うには、ここを使えばもっと楽に歩けるらしいです。
私は何をするにも、前モモの筋肉に力が入るクセが抜けなくて、整体の先生から注意を受けることもあったのですが、今朝、やっと腸腰筋の使い方と正しい歩き方が繋がりました!自分の頭の中のボディマッピングが達人流にアップデートされた瞬間です(笑)
みんな自然に歩いているので自分の歩き方がどうなのか、効率がいいとか悪いとか考えたこともない、興味もない人が多いのかもしれません。でも、自分の身体、うごきに意識を向けることで、脳まで変化しイキイキと活力のある自分に変われるとしたらどうでしょうか?
いま私が夢中になって読んでいる本、「動きが脳を変える」アナット・バニエル著では、フェルデンクライスメソッドをもとに、長年たくさんの人を指導してきた有名な先生の本。脳はいくつになっても進化できる。ちょっとした意識の違いで、より良い人生を歩んでいけるようになったという例がたくさんあげられています。一つ一つの例がわかりやすく、新しい気づきの連続で、とても面白かったです。
整体の先生からはアレクサンダーテクニークを教わっています。こちらも自分の習慣的な身体の反応に気づいてより効率的にすることで、心身により良い効果を与えるためのメソッド。歩くという何気ない動きでも、自分のクセに気づき正しい動きを先生に教わる。その時はなかなかわからなくも、何かのタイミングでハッと気づいたときの驚き、嬉しさ。脳の使い方1つで、身体の動きがこんなに変わるんだと感動しまくりの日々です。
毎日、あまり変化がなくて退屈だなぁ、と思っている方。ぜひ、ボディマッピングをしてみてください。今までの思い込みから解き放たれた瞬間の刺激、うごきの達人に近づける喜びで、楽しめること間違いないです!
新しい発見で脳を若がえらせ、毎日をイキイキと過ごしましょう♪