マラソン応援 差し入れ次第でランナー達の神サマに
フルマラソン完走は痛みがつきもの?
フルマラソンに挑戦していると言うと、さぞかしハードなトレーニングを積んでいるんだろうと思われます。
初めて挑戦した時はそれまでの運動不足がたたり、ハードに感じるトレーニングもしました。
けれども私がハードに感じるだけであって、普段から運動しておられる方々にしてみれば、ウォームアップ程度くらいの強度だったのかもしれません。
とにかく、自分で続けられる程度の練習を続けて9か月。初めてのフルマラソンを6時間20分くらい、制限時間ギリギリで完走しました。
しかし、その程度の練習量ではフルマラソンを走ってもいい強度の筋肉や体力を手に入れられなかったようです。
一緒に挑戦した友達は25キロ過ぎた辺りでヒザを痛め、痛みに耐えきれず応急処置のテーピングをしてもらいます。
相当痛かったと思いますが根性と執念のみで走り続け、最期は脚を引きずりながら一緒にゴールしました。
その後、整形外科の先生に「マラソンは続けられるでしょうか」と聞くと、普段の生活よりもマラソンが大事なのか?と言われてしまったそうです。
しかし、彼女は若さと努力でヒザを復活させ、次の年には膝痛なく5時間以内で完走することを成し遂げます。
つくづく、彼女にはかなわないと思います。
マラソンのお供にコールドスプレー
彼女ほどではなかったものの、フルマラソン挑戦で私の脚もかなりのダメージを受けました。
25キロを超えた時点からはじまる筋肉痛。
マラソンの大会には、エイドステーションと呼ばれる応急救護所が何キロかごとに設けてあります。
水分や食べ物を補給したり、故障した場合に応急処置をしてくれる場所です。
ボランティアによるスタッフもたくさんいてくれます。
そこで大量に積んであり、消費されているのがコールドスプレー!
ここで、始めてコールドスプレーのありがたみを知ることになります。
それまで、スプレーなど使ったことのない私たち。
エイドステーションの周りで、何やらみんなこぞって脚にスプレーを吹きかけているので真似してみよう。
タイツの上からかけちゃって大丈夫なのかな?初スプレーに困惑しながらも、一吹き。
わぁ。脚がラク!筋肉痛がとまった♪
しかし、しばらく走るとすぐに痛みが。。。
エイドステーションを見つけてはスプレーを求める。。。
「え?スプレーがでない、この缶もでない。。。品切れ??」
鈍足&友達のヒザ故障の影響で、私たちは制限時間ギリギリのペースで進んでいます。
当然到着が遅くなればなるほど、エイドステーションにはモノがなくなり、コールドスプレーもついに品切れに。
もうスプレーによるドーピングもできません。。。そこからは痛みに耐えながら前に進むしかないのです。
私たちは実体験から知りましたが、なんと、市民ランナーの必需品として小ぶりのコールドスプレーは常識のようです。
事前に情報を入手しておくことの大切さが身に沁みます。
ありがたい差し入れNO.1はコールドスプレーだった
35キロすぎ、友達のヒザ痛も私の筋肉痛もピークに。
精神的にも一番キツい頃、なんともありがたい差し入れが!
沿道に応援に来ている普通のオジサマが、特大サイズのエアーサロンパスを無料でふるまってくれているではありませんか!
筋肉痛に苦しむ女子たちが、オジサマの元へ列をなして駈け付けます。
スプレーを脚に吹きつけてくれるオジサマが神に見えました。
マラソン大会における最強の差し入れ、その場では誰もが神になれるアイテムです。
本当はコールドスプレーに頼ることなく走り切りたい!
筋肉痛なしで走れる筋肉をつけなきゃ!というわけで、
目指せ無痛で完走!
今年のフルマラソン挑戦のテーマです。
無痛で完走できれば、もっと楽しいフルマラソンになるはず!
というわけで、これからも挑戦を続けていきたいと思います。