ニュージェネレーションの頭の中
10年ひと昔。娘を通してジェネレーションギャップを感じまくる日々
娘を出産し、仕事を辞めて専業主婦・ママとしての日々を送るうち、知らず知らずのうちに若い世代の流行には興味もなくなっていたようです。
そのことに気づきもせず、外見はもちろん、脳のオバさん化まで進んでいた自分。
最近は娘を通して嫌でも恐ろしい現実を思い知る機会が増えました。
気づけば娘もティーンエイジャー。まさしく現代を生きる世代に。
生まれた時からスマートフォンがある世代の子たちは、どんな感覚で生きてるのでしょう。小学校高学年になると自分のスマホを持っていたり、テレビ番組よりYouTubeの方が好きだったり、LINEも使いこなしていたりします。
娘も習い事の友達とラインがしたいからスマホが欲しいと言い出し、
「英検5級に合格したらスマホオッケー」母の出したむちゃぶり条件クリアのために必死で努力するほど。
そんなに欲しいのか。。。
自分が小学4年生の頃を思い出すと、家の電話で母に睨まれながら友達と長電話をすることはあったな、としみじみ。
調べてみると、平野ノラさんが肩からかけて「しもしもー」と使っているごっついリモコンのような携帯電話(重さ3キロ)が、この頃登場していたとのこと。
バブリー時代に自分の青春期が間に合わなかったので、「しもしもー」を使いこなす人と実際に交流できなかったことは悔やまれますが、子どもながらに一度だけ、喫茶店で実物を使っている人を見た事があります。
今にして思えば、あの重くて黒いカバンを提げて電話をしていたオジサマは歴史上の人物です。
そんな歴史上の人物じゃなくても、フツーの大人はほぼ全員、フツーの小学生までがスマホを使いこなす時代。
ジェネレーションギャップが起きて当然です。
念願のスマホを手に入れて娘がLINEを始めると、超高速で返信が来ることに驚きを隠せない母世代。
内容を見せてもらうと、スタンプが何個も飛んできているだけでしたが、文字の返信も明らかに私よりも速いと思われます。
この事を何気なく若い美容師さんに話たら、
「スマホの高速文字打ちの練習用のアプリもあるんですよ」と教えてもらいました!
びっくり!!知らなかった。。。
すぐに高速化しそうな娘に対抗するため、こっそり練習しようかなと思う向上心の高い母でした(笑)
Tik Tokが面白いらしい
少し前から、娘が高速手遊びのようなダンスを覚えてきたり、懐かしの「め組のひと」を歌いながら踊ったりし始めました。
私に禁止されているので、自分で勝手にアプリを入手できない娘。
ティックトックがいかに面白いか、踊り覚えるために動画が見たいとさりげなくプレゼンし始めました。
しかし、調べてもTik Tokが一体何をするためのアプリなのか、何が面白いのかまったくわからない母。
結局、私のゴーサインが出ないので娘はせっせとYou Tubeで動画をみてフリを覚え、なんとか友達との話題についていっているみたいです。
このティックトック事件で若者のノリについていけないことが判明。。。これはさりげなくショックでした。
10年前、まだ独身気分も抜けきらない時期だったらもっと一緒に面白がっていたかと。
とくに、ダンスならなんでも好きな私なら、真っ先に食ついていてもおかしくないのに。。。
10年ひと昔、恐るべし。脳の老化を感じてしまいました。
娘が教えてくれるようになった流行りのモノやヒト。
ジェネレーションギャップは錆びついてきた私の脳にいい刺激をくれそうです。
人生100年時代。
いつまでも若々しく、人生を楽しでいくために、思考だけでも最新バージョンに更新していきたいな、と。
どれだけ大人になっても、若い世代の価値観も楽しめたら人生何倍も楽しめそうです。
これからは、ジェネレーションギャップ バッチこい! で行こうと思います。