お金の使いかた
最近、本が欲しくて止まりません。
家にはまだ読みかけで続きが気になる本や、一度読んだだけではもったいないのでじっくりと読み返したい本がたくさんあるのに、つい本屋に出かけてしまいます。
そう思うと、私は本を読むことよりも買うことの方が好きなのかもしれません。
そういえば、読書好きというわりにあまり図書館で借りて読もうという気にもならないし、古本もあまり好きではないです。
ネットの記事やブログは時間があれば読みますが、電子書籍が欲しいとは思わないです。
本の形、デザイン、紙の質感、文章、全部含めて欲しくなるのかもしれないです。
ネットや電子書籍の発達で厳しくなっていく出版業界にとって紙の本好きの私は、ありがたい人種ではないか、と自分で思っています。
というわけで、ついつい入ってしまう近所の書店。今日も買ってしまいました。
糸井重里さんと、ホリエモンが推薦しているんだから私にとって間違いない、欲しい。。。
本当はこれを読んでいる時間はなくて、整体の勉強しなくちゃいけないのに、欲しい、読みたい!ほとんどビョーキです。
読み始めると、今まで思いもよらなかったらお金の使いかたについて気づかされる本当にいい本で、一気に読んでしまいました。
なにより、私の本が買いたい病によって出費したお金が回りまわって世の中のためになっている。
そう思うことができ、実は私も投資家だったんだな(笑)
何気なくお金を使っているようで、本当は自分のいいと思うもの、応援したいものに投資していたんだと思うことができました。
本を買うとき、誰を応援したいかで買う場所まで考えないといけない。
潰れて欲しくない近所の書店で買うか、ネットで買うか。
ネットならAmazonよりも、せめて楽天の三木谷さんを応援しよう、などなど。
主婦として家にいると、世の中に置いて行かれているような、
経済社会に参加できていないような気がしてしまうものですが、そんなことは全然なかったのです。
たとえば、コンビニで買った1本のペットボトルのお茶。
この150円がコンビニ、商品に関わったメーカー、農家、運送業者、タレント、デザイナー、そのご家族、などなど。
最後まで想像できない、無限の数の人の生活に役立つことになると思うと、ちょっと嬉しくなりませんか?
ひとりでは何もできないハズの赤ちゃん。
でも、赤ちゃんが存在するというだけで成り立っている企業がたくさんあります。
おむつ、ミルク、ベビー用品のメーカー、おもちゃや絵本、車のチャイルドシート、などなど。。。
人間は存在しているだけで価値がある。
この言葉を経済という方向から考えられるようになりました。
当然、稼ぎの少ないわりに、消費してばかりの私にもスゴイ価値があるんだと(笑)
日本の将来、経済に関しては不安をあおる報道ばかり。
年金への不安や国の財政難、経済成長率の悪さやブラック企業の悪行だの。
最近の若者は、ゆとり世代だとか草食系だとか言われ、若いのに老成しているような、やる気が少ない人が増えたと言われています。
が、こんな悪いことばかり聞かされていて、未来に希望が持てる若者が育つとは思えません。
実際には、社会に貢献するために素晴らしい活動をしている企業がたくさんあり、
人のためにすさまじい努力をしている経営者の方々もたくさんいます。
これからの若者に、暗い方ばかりにとらわれて狭い世界に閉じこもらず、
希望にも目を向けられる広い視野を持ってほしい。
人を信用できる人間になってほしい。
という著者の熱いメッセージを受け取ることができる本。
消費者番長であるオバサン主婦の消費意欲もかきたててくれる、そんな本でした。
この本への投資も世の中の人々に貢献しているんだわ☆
という消費者番長の存在価値の高さを確認でき、
ますます本が欲しい欲求、その他いろいろも欲しい欲求が止まりそうにないです(笑)
この本の帯についている「インベスターZ」投資マンガのようですが、面白そう♪さっそく欲しいです。