出たくても出られないこともある

名古屋ウィメンズマラソンに出たい
マラソンに興味のない人には信じられないと思いますが、
全国各地で行われている市民マラソン大会は大人気で、
大会によっては高い倍率で抽選に当たらないと出られないというケースもあります。
なかでも、私が参加した名古屋ウィメンズマラソンは、ティファニーやニューバランス、
メナードがスポンサーだったり、女子心をくすぐるオシャレ度が高いせいか人気があります。
今年も一般エントリー(定員6000名)に対し、15,015名の応募があり、抽選倍率は2.5倍だったそうです。
いつも友達と二人でエントリーするのですが、3年前は自分が抽選で落選し走れず。。。
今回は友達の方が抽選からもれて走れないことになってしまいました。
というわけで、初のおひとり様フルマラソンになります。
2人のときとまた違った苦しみや喜びが見えるような気がして、恐いような楽しみなような。。。
いづれにせよ初挑戦になるのでワクワクします♪
出たくでも出られない理由
戸籍上の性別が女性じゃないと出られない
ウィメンズマラソンという名の通り女性のマラソン大会です。
戸籍上も心も女性の私は当然だと思い気にもとめませんでしたが、
先日、知り合ったトランスジェンダーの方に言われてハッとしました。
その方はいつもかわいらしいスポーツウェアでコーディネートされているのですが、
その日は名古屋ウィメンズマラソンのロゴが入ったTシャツを着ておられました。
お!お仲間だ!と嬉しくなり、「ウィメンズマラソンに出られたんですか?今度私も出るんです♪」と声をかけました。
「本当はウィメンズマラソンに出たいんだけどねー、戸籍上の性別が女性じゃないから出られないんだよー。
でも、こうやってかわいい恰好をしてウィメンズマラソンに出てるつもりでいつも名古屋シティマラソンにでるよ。
みんなかわいい恰好して走ってるよねー♪、ウィメンズマラソン頑張ってね。」
名古屋シティマラソンはウィメンズマラソンと並行して行われるハーフマラソンが最長種目のマラソン大会です。
これには性別の制限なく出られます。
そうか。。。出たくても出られない、こんな事情もあるなんて考えてもみなかった。
自分がその立場にならないとわからないことって、本当にたくさんあるんだなと改めて感じました。
自分のモノの見方の狭さに反省です。
世の中の流れに取り残されないように
世の中はすさまじいスピードで進化していて、
自分の価値観や狭い考えにこだわっていてはついていけないくなる。
なるべく広い視野を持って、広くて深い容量を持ちたいと心がけているつもりが、
こういう出会いで自分の考えの限界があったことを知ることになります。
主婦として家に縛られると、どうしても狭くなりがちな行動範囲と交際範囲。
それでも、変わっていく世の中に置いて行かれないようにするには、自分から動くしかないと思います。
仕事、趣味、ボランティア、SNS、読書、ツールはなんでもいいし、たくさんある。
田舎でも家の中でもどこでもできるんじゃないかと。
自分を進化させようと思えば絶対にできる!と私は信じて動き回ってます。
ま、実際に動き回れる範囲は狭いですが(笑)