バレエはやっぱり素敵
ワガノワ・バレエ・アカデミーのくるみ割り人形
先日、近くの劇場でワガノワ・バレエ・アカデミーの公演があったので,娘を連れてみてきました。
この公演を見て、私もすっかりバレエファンに。バレエの素敵さを思い知らされました。
子どものバレエ教室の発表会などで、何度かくるみ割り人形は見たことがあります。
なので知ったような気になっていましたが、お金を出してバレエの公演を見に行くという機会は少なかったのです。
というのも、私は昔からダンス全般が大好きですが、バレエは高尚すぎるのか自分のツボにいま一つハマらず。
思いきってパリ・オペラ座バレエのガラ公演をSS席で見てみたり(周りに座っておられたご婦人たちの衣装の凄さにも驚きました)
松山バレエ団の森下洋子さんの白鳥を見たりしましたが、驚いたことに居眠り。。。自分の残念さにビックリ。
いちばん見たかった黒鳥のシーンを見逃しました。。。
美しいとは思うけれど、なぜかバレエは上手であれば上手であるほど退屈に見えてしまうのです。
その理由がやっとわかりました!うすうす気づいていましたが、ワガノワ・バレエ・アカデミーの子たちをみて確信しました!
ハラハラ・ドキドキ・ワクワクが伝わってくる舞台
ロシアの有名なバレエ学校とはいえ、踊っている子たちは9才から19才の若い子どもたち。
バレエのレベルがいくら高くても、生徒であることにかわりはないのでプロの公演とは違うわけです。
プロとは違い、若いダンサーたちの不慣れだけど一生懸命な姿。
いつも、娘や娘の友だち、または自分のダンス仲間の公演を見ていて感じる、ハラハラ感、ドキドキ感がありました。
それに加え、プロを本気で目指して努力しているだろう彼らの覚悟、情熱が加わって本当に素敵な舞台てした。
バレエって、やっぱり素敵。
驚くほど美しくて若い子たちが、バレエという芸術のためにほとんど身を捧げていると言ってもいい努力をする世界。
プロのバレエダンサーたちは、さも簡単そうに優雅に踊るので、ハラハラ感はなく安定感抜群の美しさ。
私のようなお気楽な性格だと、安定感がありすぎてリラックスしすぎ、やがて居眠りへ。。。
つくづくざんねんな生き物です。
すこし残念な母のとなりで、なにやらメモをとりながらみていた娘。
感心感心。。。と、帰ってからメモを見せてもらいましたが、何書いてあるか全くわかりません。。。
本人もわからないと (笑) ま、ワガノワアカデミーの舞台に感動し、何か学ぼうとしていたことは確かなので。
連れて行った甲斐があったかな、と。
世界中でがんばっているバレリーナのたまごたち、心から応援したいと思います。