【ママの学び】ママだからこそ学んでおきたいお金、投資の基礎知識 ~お金初心者におすすめの本2冊~
年々子どもにかかる費用がかさんできて、
嬉しいような、苦しいようなママブロガーtomokoです。
子育てにかかる費用、車や住宅の購入、老後の不安、お金についての悩みはそれぞれあるものですよね。
巷では「投資をして自分で資産を増やすように」政府まで勧めてくるようになりました。
でも「投資って?」「どう始めればいいの?」「難しそう」「危ないんじゃないの?」
今までお金についての教育を受けてこなかった私はちんぷんかんぷんです。
そんな時、本屋で出会った一冊の本から私のお金に関するイメージが広がり、
投資に関してもずいぶんとハードルを下げることができました。
いや、むしろ何かに「投資」したくてたまらなくなるくらいです。
今回はお金初心者ママが、本当に役に立つお金についての知識を学べる本を紹介させていただきます。
投資家が「お金」よりも大切にしていること
投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人
投資家として現在も活躍中の藤野英人さんが20年以上かけて考えてきた
「お金の本質とは何か」を教えてくれています。
とくに「これからの日本を担う若者に知って欲しい!」
という熱い想いのもとで書かれています。
アラフォーお金初心者ママの自分にとっても読みやすく分かりやすい内容で、
「もっと早くこの本に出会いたかった」と本気で思いました。
この本を読んだことがきっかけで、私はお金を使うときに何故か感じる罪悪感がなくなりました。
お金を使う=消費か浪費 というイメージしか持っていなかった自分に
お金を使う=投資 という選択肢が増えたからだと思います。
思い返せば、私たちはお金の使い方を知らずに大人になってしまいまいた。
「もっと安く買えたんじゃないか、お金を使わなければもっと貯金できたんじゃないか。」
社会人になり、自分で稼いだお金を使えるようになっても、
本当はいつも正しく使えているのか自信がなかった、それが罪悪感になったんだと思います。
この本を読めば、お金の本質に気づくことができるので迷いが少なくなります。
お金を使う際の正しい決断軸を学ぶことができるのです。
今まで何となく決断していたことを、
これは「消費」なのか「浪費」なのか「投資」なのかと考えるだけで生き方も変わってくるのです。
たとえば、何も考えずに入ったコンビニで消費するペットボトルのお茶、
「家に帰ればお茶も飲めるのに」と思うと一見浪費に思えます。
一度、自分がそのペットボトルのお茶に対して支払った対価150円くらいがどこへ行くのかを想像してみます。
- コンビニの店員さん
- 商品のメーカーさん
- 運送会社
- お茶農家さん
- ペットボトルを製造しているメーカーさん
- 商品のCMをしているタレントさん
- CMのメーカーさん
そこで働くみなさんとそのご家族。。。考えだしたら無限に広がります。
こうして、自分が使った150円が社会を循環してつながっていく。
誰かの生活を支えているかもしれない、
支えられているのかもしれないと考えると嬉しくなってきます。
自分が応援したい人、支えたい人に届くようにお金を使うこと。
これが「投資」の基本です。
自分の使ったお金が、誰かの未来につながっていく。
巡り巡って、自分の未来につながっていく。
お金を使うってこういうことなんだ!
経済ってこういうことなんだ!と、
アラフォーになって初めて目からうろこが落ちるを経験したのです。
我が子を始めとする若い世代の人たちには、絶対にもっと早く知ってほしい。
できれば学校で教えて欲しいのだけど、まだ期待できそうにない。
うちの子にもぜひ、この本を読んで欲しい。
そう願って大事にとってあります。
2年前、この本に出会った時の衝撃を自分が書きづづった記事があります。
今よりもさらに拙い文章ですが、よろしければこちらも参考になさってください。
投資家みたいに生きろ
お金オンチだった私がお金についての偏見をなくすきっかけとなったのが一冊の本との出会い。
2年の歳月を経て、また出会ってしまいました(笑)
投資家みたいに生きろ 藤野 英人
前作を読んで衝撃を受け、著者には感謝をしていたのにも
関わらずお名前をすっかり忘れていた薄情な私。
本のタイトルが気になったのと、
「堀江貴文氏推薦」帯を確認=「外れなし」で買ってきました。
早速読み始めると、本当に面白い。
私にとって一言一言が刺さる、名言の宝庫です。
あれ?この感じ、前にも一度あったような。。。!!
「ひふみ投信」の一言でやっと思い出しました。
そうだ、あの本の著者と同じ人だ!あの人の新刊だったのか!
というわけで、2年の歳月を経て再び藤野さんの本と出会いました。
「投資家のように生きろ」とは、投資家という職業になれと言っているわけではありません。
お金、投資の本質について知り、投資家のように考えることで、
生き方をよりよく変えていけるということが書かれています。
時代の流れは今後ますます早くなり、
今よりももっと不確実な世の中を生きていかなければならないと言われています。
不確実でわからないからと言って、怯えてばかりいても何もいいことはありません。
少しづつでも学ぼうとする姿勢が大事。
そんなメッセージが綴られています。
投資家の藤野さんが何十年もかけてたどり着いた「投資」の本質。
投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為
ということを教えていただきました。
「投資」とは必ずしもお金でお金を増やす行為ではありません。
投資がなければ、未来は生まれません。
誰かが未来をよりよくしよう考え、リスクを取って投資をしたから
今の世の中があるのです。
今では誰もが便利だと思っているスマートフォンも、
スティーブ・ジョブズが莫大なエネルギーを投資してくれなかったらこの世に存在しません。
そんな投資家のような視点で、自分自身を資産と考えた時、
自分の未来を自分で支えるために必要な投資を自己投資といいます。
この本では、自己投資を継続して続けていくことの大切さが書かれています。
自己投資をしろと言われても、何から始めればいいのか、どうすれば続けることができるのか。
藤野さんの魅力的な文章で、自己投資の続け方のヒントが紹介されています。
本の最後では「お金の投資」についても初心者が始めやすいように教えてくれています。
ここまで本を読み進めると、
藤野さんのやってきたことや言っていることに嘘はないと感じられるので
素直に投資を始めてみようかな、という気持ちになる。そんな本です。
ママになっても、自己投資を続けようと思う理由
私はママになっても自分の未来を諦めたくありません。
子どもたちのためにも、より良い未来を残していきたい、
そのためにも大人はもっと学ぶべきだと思っています。
ママが学んでいるのを見せることが、
子どもにとっていちばんいい教育かなと思っています。
今の時代、流れが速すぎてママこそ学んでいかないと
子どもに何一つ教えることができないんです。
私の場合「ママになれたからこそ学ぶ意欲が湧いた」と感謝しています。
学んでみると「お金」も「投資」も自分の人生を狂わす恐いものじゃなかった。
今まではお金について知らなかったから恐かっただけ。
恐かったから不安になっていただけでした。
学ぶことで強くなれます。
自分が強くなければ、子どもは守れません。
新しい時代、ママであるからこそ強くなり、楽しく生き抜きましょう!
私はそのための学びをこれからも続けていきたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。