本を読む才能は遺伝しない?子どもの読書習慣と母の本好きの関係
とくに苦もなく、気づけば読書好き。
大人になった今も、本ならいくらでも欲しい母。
家には本が溢れ、
ひまさえあれば本を読む姿も見せている。
そんな環境なら、我が子も当たり前に本好きに育つはず。
そんな希望を持って子育てをしましたが、
娘が成長するにつれ、結果が見えてきました。
子どもの読書習慣と親は関係ないかもしれない件
について書きたいと思います。
私は小さい頃から本が好き!なのですが、
実はこれが自分の持った特殊能力、才能だった!
最近気づきました 笑
たいていの人は、
本を読むことに
とてつもないエネルギーが
必要なのですね!
ごめんなさい。
これはイヤミではなく
呼吸をするように
文字を読むことが
全く苦にならない私としては
本当に気づけなかったことなのです。
気づいたきっかけは
我が子が全く本を読まないこと。
育児関係の本や記事に、
「子どもが本を読まないのは、親が読まないから」
「本を読まない子のリビングには、本が一冊もない」
さもありなん。。。
忙しい親の心を惑わせるような記事が
たくさん書いてあります。
こういった内容の記事を読んだ
本を読むのが苦手な親からしてみれば、
「ギクっ。やっぱり親のせいか。。。」
などと負い目に感じることもあるかと思います。
ですが、
安心してください!
全くのデタラメだと我が家で実証しました!
どんなデータにも例外あり!
ぜんぶ鵜呑みにする必要はない
ってことですね☆
我が家には片付けの苦手な母の本で溢れかえっていますが、
娘は本を読みません。
リビングで宿題をする娘の目の前で、
母は楽しげに読書をすることが多いですが、
何度薦めても、買い与えても読みません♪
思い返せば娘。。。
絵本の読み聞かせも
全く興味を持ってくれなかったんですよね。
絵本を読み聞かせていると、
お話をさえぎって
自分語りをしだす娘。
本に書いてある、
どこぞの誰かの話など興味なし。
人の作り話よりも、
自分のトークの方が面白い!
って性分なんでしょう。
芸人さんになれるかも♫
それだけ自分と自分の周りの世界が充実している
ってことなのかもしれないですね。
良い方に考えましょう 笑
そう考えると、
やっぱり本を読む、読まないって
生まれつきのものが
何かあるんじゃないかな、と。
人生いろいろあるので、
その子によって
本が必要な時とそうでない時。
時期もあるかもしれないです。
何か衝撃的なことがあって、
これは本でも読まないと
とても自分だけでは乗り超えられない!
と、思えば読むようになるかもしれないし。
とにかく他に興味のあることがたくさん、
面白いことがたくさんあって、
本なんか読んでる時間はない!
と言う時期もあるだろうし。
自分とは正反対。
本に全く興味を持たない
娘とのやりとりもあって、
改めて自分に気づけることが多々あリます。
本がたくさん読めることは
生まれ持った私の才能なんだ!
そう思うようにしました。
そう考えた方が楽しいですし♪
本好きの才能があり、
本を読むことが楽しくて仕方がない私が、
とくに気に入っている言葉があります。
「人が学べるのは、人、本、旅」
ライフネット生命の創業者、
現立命館アジア太平洋大学(APU)学長の
出口治明さんの言葉です。
死ぬまで勉強!と仰る出口学長。
最近は子供の教育面での発信がありがたいです。
歴史や哲学から学んだ深い知識で、
これからの子どもたちが
幸せに生きていくための教育を
真剣に考えておられる出口学長。
その方からのありがたいお言葉。
「 人、本、旅 」
このことばを悪用(笑)して、
人に会ったり、
本を読む時間、
旅にでる時間
を、前よりも罪悪感なく取ることができるようになりました。
↑女友達と大人の秋の京都旅!最高でした!
結婚して子どもにお金がかかるので、
自分のために使うお金に罪悪感を感じやすいママも
たくさんいると思いますが、
「全ては自身の学びのため!!」
必要な投資だったんです 笑
「人、本、旅」
それぞれ得意な分野があるはず。
今のところ本に興味のない我が子は
人との関わりから。
本好きの才能に恵まれた母は、
本から。
それぞれが得た学びを、
それぞれに伝え合って生かす。
そんなふうに子育て期を楽しみつつ、
人生という長くて短い旅をより良いものにする。
子育てってやっぱり面白いな。